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学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!英語のイメージは勉強を加速させる!

投稿日:2019年7月19日 更新日:

 

 こんばんは、Tatsuyaです!今日は金曜日ですので、By day articleによると、「言語語学的英語」についてです。といっても言語学ってなんだよって感じですよね。英語は普段、コミュニケーションツールとして使われていますが、大学などでの研究対象でもあるわけです。

そして、僕は4年間大学で、言語学的立場で英語を学んできました。厳密には何種類に細かく分かれていますので少しお伝えします。僕が主に学んできたことは、「言語比較」と「言語習得」、「意味論と語用論」、「認知言語学」です。ひとつひとつ説明していくとキリがないので、記事にするたびに詳しくお伝えします。

今日の記事は、僕が先日実際に大学で発表を行った、従来の英文法では意味は同じと習ってきた(教えている)部分は厳密にはかなり違っているという英語、をお伝えできればと思います。実際には文法ではなく、英単語の面であったりの説明も交えていきます。これは、言語学的には「意味論や語用論」にあたります。すべてを細かく教えることは難しいので、かなりかみ砕いて簡単にお伝えできればと思います。

この次の記事は、同じ内容をAll Englishで発信するつもりですので、そちらも参考にしてみてください。長くなりますので、2週に分けてお伝えしたいと思います。

今週は、「“will”と”be going to”」、「“as”,”since”と”because”」です。

来週は、「“have to”と”must”」、「“but”,”although(though)”と”however”」についてです。

“will”“be going to”の違い

 

“will”と”be going to”は中学英語の段階から同じ意味として扱われてきました。高校に入ると、実は違うと文法書には載っています。

決定的な違い

“will”と”be going to”の決定的な違いは「すでに決められていたかどうか
“will”は「その場で決めた未来」を表すのに対し、”be going to”は「話をしている時点ですでに決まっている未来」を表します。

例文(example sentence)

Ex. (will) A: Could you close the door?

              B: OK. I will.

 

Ex. (be going to)

A: What are you doing during summer vacation?

B: I’m going to go to TDL.

 

 ”will”の例文では、ドアを閉めるという動作は頼まれるまで予定していませんでした。頼まれたから今からする。というイメージです。他にも電話がかかってきたときなんかにも使えます。”be going to”の例文では、ディズニーランドに行くという夏の予定がすでに決まっているということになります。

その他の重要な違いのまとめ

●willのPoint

1.確信がある未来を話すとき、2.強い意志を持っているとき

この二つが重要です。これらはイメージの問題で実際に日本語訳に出てくることはないと考えて大丈夫です。

大事なのは日本語にすることではなく、“will”という助動詞のイメージなんです。

例えば、”Will you marry me?” “Yes,I will“というやりとりを見て、この”will”は意志でしょうか、それとも瞬間決めた未来でしょうか、などと考えること自体がナンセンス!!どっちで捉えても大丈夫です。

約束された未来でもありますし、確信された未来でもあるかもしれません、あるいは、まぁびっくり!もちろんおっけーよ!みたいな感じでその場で決めた未来かもしれません。そういう捉えてによってどうにでもなるのが言語において面白い所ではないでしょうか。

●”be going to”のPoint

1.ほぼ決まっている未来を予想するとき、2.現像を踏まえ(根拠を持って)これからそうなると予想するとき

“be going to”には”going“が入っているので、基本的に進行形のニュアンスが入っていることもポイントです

。現状を踏まえて、あるいは根拠を持って予想するときに使われるのですが、この用法は僕の記憶が正しければ高校でやってない気がします。

教えてもらった覚えも教えた覚えもないのですが(笑)

まぁそんなこと言ってしまえば、高校で習ったこの二つの違いは、”will”は「その場で決めたこと」、”be going to”は「前々から計画していたこと」ということだけだった気がしますけどね。

例文で解説します。「See those clouds? It’s going to rain.」という様に、雲があるのを見て、雨が降ると予想しているので”be going to”が好ましいということになります。

進行形のニュアンスの話をすると、それだけで2本は記事書けそうなのと、専門的な内容が多くてよくわからないと思いますので、少しずつ解説出来たらと思います。気になる人もいると思いますので、気になる方は「英語 文法化(grammaticalization)」で調べると出てきます。

こういうのを学ぶと文法の歴史的背景が見えてきて面白いですよ。”be going to”を取ってれば、シェイクスピアの時代では、もっぱら”go”の進行形として使われていました。

“as”と”since”, “because”の違い

“as”と”since”は旧情報で使う

“as”と”since”は旧情報に使われます。つまり、聞き手あるいは読み手がすでに理由を知っている、当たり前のことに使われるというわけです。例文で見ていきましょう。

例文(example sentence)

Ex. Since he didn’t have any money, he couldn’t buy food last night.
⇒彼はお金がないから、食べ物が買えないといことは当たり前のことであるので”since”が使われます。

Ex.As my wife got pregnant, I need to get a job.
⇒子供が生まれる予定であるため、働かなきゃいけないということも当然ですね。

しかしこれかの表現はとてもフォーマルであるため、基本的には“so”を使うのが一般的ですね。また、読み手がすでに知っている情報のときに使えるため、知らない情報(次でやるbecause)のときは使えません。そのため”Why~”に対して、”as”や”since”で答えることはできません。すでに知ってる情報をWhyを使って尋ねたりしませんからね。

“because”は新情報で使う

 ”because”は新情報で使われます。相手が知らない理由に対して、”because~”を使って答えるということになります。

先ほども言いましたが、Why~に対して”as”や”since”は使えませんので、新情報を与える”because”が使われます。これは中学生に多いのですが、英作文をさせると多くの生徒が、文頭で”Because~”と使いたがります。

会話表現ならよいのですが、基本的に”because”の正しい使い方は、“S V~,because S’ V’~”です。文中で使うのが正しいです。これを知らない生徒が非常に多いのでぜひ覚えてください。それでは例文に行きましょう。

例文(example sentence)

I bought a new watch because I got promoted!
⇒私が昇進したことを聞き手が知らないことが伺えます

A: Why is that lady crying so much?
B: Because she misses her boyfriend.

⇒会話文の中では文頭にBecauseが来ることはもちろんあります。

“as”と”since”, “because”の修飾語の違い

 これらの接続詞(conjunction)の違いは、情報の新旧であるということはわかりました。他にもかなり応用ですが、違いが存在します。

それは修飾される副詞(adverb)の違いです。”because”は多くの副詞から修飾されます。

例えば、”simply”, “just”, “only”などです。訳としてはもとの副詞の意味を付け加えてあげればいいだけなのでそれほど難しくありません。それらの副詞は、”as”や”since”を修飾できません。”as”や”since”は特定される副詞“especially”などによって修飾されます。

例文(example sentence)

Ex. He stole some fruits at the market just because he was hungry.

Ex. He could not control his emotion, especially since his mother passed away all of sudden.

最後に

 今日は「”will”と”be going to”」、「”as”,”since”と”because”」というニュアンスが違う同じようなものをご紹介しました。

ニュアンスの違いを理解しないと、コミュニケーションを取るうえで相手に不快な感情をあたえてしまうこともありますので注意が必要です。来週発信予定の「”have to”と”must”」なんかは割とその典型で、使い方を間違えると失礼に当たる場合があります。

ですのでニュアンスを掴むということは今後必ず必須になってきます。

近年英語4技能化がささやかれていますが、世界では既に5技能化が重要視されています。

あと一つは「やりとり(interaction)」です。英語が話せても、相手とコミュニケーションを取ろうとしなければ意味がありません。

その力が求められる世界に今後必ずなっていきます。英検の面接項目の”態度(attitude)”がそれにあたるのではないでしょうか。相手とコミュニケーションをする意志を見せることです。

 今日丁度中学3年生の生徒が2級に受かったことを報告してきてくれました。前回受けたときは、かなり会話したのにこの項目が全然ダメだったと言っていたので、今僕と話しているように面接してきてごらん、と言ったらあっさりと合格してきてくれました!相手とやり取りする姿勢を見せることが重要です。そのためにも英語のニュアンスをしっかりと学んで、正しい場面で正しい英語を使うことが重要です。

 来週は「“have to”と”must”」、「“but”,”although(though)”と”however”」ですね。それでは、長くなりましたので今日はこの辺で。

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  1. […] 応用の使い方を説明しようと思います。以前にまとめで書いているのでそちらも合わせてご覧ください。学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!イメージは勉強を加速させる! […]

  2. […] ”will”と”be going to”の違いも記事にしてますので、学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!英語のイメージは勉強を加速させる!こちらから参照してください。 […]

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大学四年で塾講師をしているTatsuyaです。中学受験、高校受験、大学受験と幅広い指導をしております。専科は、英語・国語です。

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全国の学習者を救う発信を日々心掛けています。英語学習のみならず様々な勉強について毎日発信していきます。

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