おはようございます、Tatsuyaです。
八月に入ると中3の授業では、関係代名詞を習います。ということで今日は関係代名詞は中学英語の中ではかなり難しい!!
それは、誰もが思っていることだと思います。
ですので今日は、中学英語最大の鬼門「関係代名詞」を主格、目的格、所有格に絞ってお伝えします。
これを読んだら、関係代名詞の世界がガラッと変わるはずですので要チェックです✔
関係代名詞の基本
・関係代名詞は二文を繋げたいときに用います
・主格 目的格 所有格 をまずは完璧にしましょう
・関係代名詞は、形容詞節を作り、名詞を修飾します
形容詞の働きは⇒名詞を修飾します
詳しくは英語の品詞って何?英語の表現の幅を広げる品詞の働きをチェック
・修飾された名詞を先行詞といいます
主格の関係代名詞のポイント
✔ 主格の関係代名詞の文構造
例文 I met a woman who can speak French.
(私はフランス語を話せる女性に出会った。)
構造理解編
I met a woman. & She can speak French.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
a woman とShe は同じ人
→whoで置きましょう
- 先行詞が人なのでwhoを用います
- whoは、意味ではなく働き→訳しません
✔ 主格の関係代名詞表
主格の関係代名詞表
先行詞 | 主格 |
人 | who |
人以外(動物・物・事) | which |
人・人以外(すべて) | that |
(thatは万能ですが、好ましい時がありますので後ほどお話しします)
✔ 主格の関係代名詞で2つの文を繋げる手順
- 同じものを指す語句を探しましょう
- 代名詞を関係代名詞に変えます
- 先行詞の直後につけます
✔ 主格の関係代名詞のまとめ
- 形容詞節中は不完全な文(主格の場合=主語なし)
- 文が長くなるため、文の切れ目を探しましょう
- まずは「返り読み」でもいいので「正確に訳す・書く・読む」
目的格の関係代名詞のポイント
✔ 目的格の関係代名詞の文構造
例文 This is the book which he wrote.
(これは彼が書いた本です)
構文理解編
This is the book & He wrote it.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
the bookとitは同じもの
→whichでおきましょう
- 先行詞が物なのでwhichを用います
- whichは意味ではなく働き→だから訳しません
✔ 目的格の関係代名詞表
目的格の関係代名詞表
先行詞 | 目的格 |
人 | whom/who |
人以外(動物・物・事) | which |
人・人以外(すべて) | that |
※whomは現代英語では、あまり使われないためthatを用いることが好ましいです
whomは「書き言葉」whoは「話し言葉」として使われます
✔ 2つの文章を繋げる手順
- 同じものを指す語句を探します
- 代名詞を関係代名詞に変えます
- 先行詞の直後につけます
⇒2つ目の文の目的語が抜けます
〇自動詞・他動詞・目的語の復習
他動詞⇒動詞の後ろに目的語(名詞)をとる動詞
自動詞⇒動詞の後ろに目的語がこない動詞
自動詞⇒「あっそう?」っていう動詞
他動詞⇒「何を?」って聞き返せる動詞
✔ 関係代名詞の省略
- 条件⇒「目的格」の関係代名詞は省略可能です
- 見つけ方⇒先行詞+主語 動詞の形を見つけます
✔ 関係代名詞の省略の形
先行詞+who/whom/which/that+SV
省👇略👇省👇略👇省👇略👇省👇略
先行詞+who/whom/which/that+SV
例文
The movie I watched yesterday with her was really exciting.
(昨日彼女と見た映画はとてもわくわくした)
✔ 目的格の関係代名詞まとめ
- 形容詞節中は不完全な文(目的格の場合=目的語なし)
- 名詞+S+Vは関係代名詞の省略!
所有格の関係代名詞のポイント
✔ 所有格の関係代名詞の文構造
例文 I have a friend whose name is Yuko.
(私にはユウコという名前の友達がいます)
構造理解編
I have a friend. & Her name is Yuko.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
注意が必要なのは、herだけでは意味が成立しません⇒her name
☝を理解しないとこんな問題にひっかかる!
例文 This is the word whose meaning I don’t know.
(これは私が意味を知らない単語です)
構造理解編
This is the word. & I don’t know its meaning.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
its meaningまで入ってることに気付かないこうなります…
✖ This is the word whose I don’t know meaning.
✔ 2つの文章をつなげる手順
- 同じものを指す語句を探す⇒本当に同じか吟味しましょう
- 代名詞を関係代名詞に変えます
- 先行詞の直後につけます
✔ 所有格の関係代名詞のまとめ
- 先行詞が人であっても物であってもwhoseを用いる
- whoseは、意味ではなく働き→だから訳さない
✔ 少しレベルの上がった所有格
I know the man whose son is a doctor.
(私は息子が医者の男性を知っている)
構造理解編
I know the man & His son is a doctor.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
His sonまで入れてはいけないということがポイントです。
Why!⇒the man ≠ his son だからです
✔ 所有格の関係代名詞表
所有格の関係代名詞表
先行詞 | 所有格 |
人 | whose |
人以外(動物・物・事) | whose |
人・人以外(すべて) | ― |
※みんな大好き「that」は残念ながら所有格では、使えません!
✔ 前置詞+関係代名詞
先行詞が人以外の場合、所有格はof which で表せる!
例文 The house the roof of which is red is my uncle’s.
[The house of which the roof is red is my uncle’s]
(屋根が赤い家は私の叔父の家です)
thatが好んで用いられる場合
- 先行詞にthe first, the+最上級,などが付き、決まった1つのものを指す場合⇒特定
- 「全or無」の場合⇒all , no , anyなどなど・・・
- 先行詞が人&物(動物)
- 先行詞が疑問詞(whoなど)
最後に
関係代名詞は、中学英語では一番難しいはずです。これを基に高校英語は関係副詞や連載関係代名詞などをやるので覚えておきましょう。
関係代名詞とは、関係詞という文法分野のひとつでしかありません。
深いところまでお伝え出来ませんでしたが、まだまだ深堀していきますので期待してください!
今回はこの辺で。