おはようございます、Tatsuyaです。
昨日に引き続き、今日も品詞について解説していきます。品詞の中でも、接続詞と前置詞はよく混同されます。似たような働きをしてるんですが、根幹はまるで違うのでそれを解説していきます。
“but”と”although”や”since”と”because”など訳は同じだけどどう違うの?という接続詞同士での細かい違いに関しては、以前説明しているのでそちらをご覧ください。学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!イメージは勉強を加速させる!
今回の記事では、前置詞ひとつひとつの意味を説明はしません。今回はあくまで働きについての記事ですので、細かな意味やイメージについては別で記事にします。
1. 接続詞の働き
等位接続詞の働き
“and”や”or”などのように、文と文(節と節)、句と句、語と語を結ぶ接続詞を等位接続詞といいます。ここで確認なのですが、文(節)>句>語の違いは大丈夫でしょうか?「語」は単語のことで、1単語です。「句」は単語が2つ以上で構成されているものになります。文(節)は、文型が出来上がっているものになります。
Ex. Lisa and I are in the same class.(リサと私は同じクラスです)Ex. I finished my homework and went to bed. (私は宿題を終えて寝た)
従属接続詞の働き
後ろは必ずSV!これを徹底しましょう。”when”や”if”など、主文と従属節を構成する接続詞を従属接続詞といいます。これは、等位接続詞と違ってお互いが対等ではなく、主文あってこそ意味を成します。
これが父が帰ってきたときという従属節だけ述べられたら「どうしたの?」となりますよね。
時・条件を表す従属接続詞(副詞説)中は未来のことでも現在形
“when”や”if”などに導かれた時や条件を表す副詞節の中は、未来のことでも”will”を使わず現在形を用います。なぜかというと、それらの節の中の動詞は予想ではなく、実際に未来で起こることだからです。
ここで忘れがちなのが、原形ではなく現在形ので三単現の”s”です。意識してないと忘れやすいので注意しましょう。
✔ 名詞節の中は未来のことは未来形
動詞の目的語に”when”や”if”節が来る場合は、名詞節を表しますので未来のことは未来形で表します。
ですので副詞節か名詞節か見極める必要があります。昨日の記事でも書いた通り、副詞の働きは「あってもなくてもOK」だったので、節の部分を隠してみて成りたつかどうか、あるいは動詞の目的語かどうかを確認しましょう。
(2)I don’t know if he will be back.「名詞節」
2. 前置詞の働き
前置詞の働き
前置詞とは、名詞や代名詞の「前」に「置」かれる語です。日本語では、駅でという「で」が前置詞の「at」にあたります。しかし、いつでも「at」を使うかと言われればそうではなく、前置詞のイメージによって使い分けがされます。
ですので、前置詞のイメージをつかむことが前置詞の暗記を助けることになります。訳ではなく、イメージを考える必要があるという訳です。
現在分詞から派生した前置詞
もともとは現在分詞であったものが派生して、慣用的に前置詞として使われているものがあります。
(2)including⇒including me (~を含めて)
(3)concerning, regarding⇒concerning{regarding} his proposal (~に関して)
群前置詞の働き
“In spite of”や”According to”2語以上で1つの前置詞の働きをするものを群前置詞といいます。
Ex. The game was postponed because of the rain. (雨のせいで試合は延期された)Ex.Mike studied hard with a view to getting a scholarship.
(マイクは奨学金を得るために、一生懸命に勉強した。)
最後に
接続詞も前置詞も細かいところをお伝えするとなると単語一つ一つを説明していくことになるため、今回は大雑把に大外の意味を掴んでもらえるような記事にしました。
あとは、使い分けであったり、イメージを掴んだりしていく作業になります。ですので、各々のイメージはまた改めて記事にして発信していきます。
今回は、この辺で。
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