こんにちは、Tatsuyaです!
今日も引き続き仮定法についてやっていきたいと思います。
みなさんは、何かしらの願望をお持ちですよね?
たとえば、これを読んでいる人の多くは、英語をもっと知りたい!英語をもっと勉強したい!などと思っていると思います。
そんなとき英語でなんて言うか分かりますか?
今日は、昨日の仮定法の倒置よりもよく出る、そんな”I wish”の文章になります。
昨日までの記事をまだ読んでいないという方は
こちらからどうぞ!
今日のキーワードとなるのは、
今の事実と反対なのか、過去の事実と反対なのかそれを踏まえると非常に覚えやすい単元になります。
今日の記事を読むと、
2.願望を表す表現がマスターできる
それでは、見ていきましょう!
1.現在の事実と異なる願望>
2.過去の事実と異なる願望
3.wishとhopeの違い
4.発展:これからのことに対する願望
5.最後に
1.現在の事実と異なる願望
まずは、例文から見ていきましょう!
“I wish 仮定法”の文章は、「~であればいいのに」という現在の事実に反したり実現困難な願望を表します。
例文では、「彼の電話番号を知っていればいたらなぁ」ということなので、実際には現実に知っていないということになります。
ポイントとしては、「思っている」のも「知らない」のも現在のことということです。
時制を過去にずらすことで、「現実の事実とは異なる」ことを表しています。
それでは、公式です。
S wish + S’ 過去形(仮定法過去)…
2.過去の事実と異なる願望
次は、過去の事実と異なる願望を言いたいときの仮定法です。
まずは例文を見ていきましょう!
“I wish 仮定法過去完了”で「~だったらよかったのに」という過去において実現しなかったことへの願望を表します。
これは使いたい場面が多いのではないでしょうか?(笑)
例文では、あまり勉強してこなかったので「もっと勉強すればよかったなぁ」と思っているということです。
それでは、公式を見てみましょう!
S wish + S’ had p.p.(仮定法過去完了)…
3.wishとhopeの違い
まずは、それぞれの例文を見てみましょう。
I hope I can go.
結論から言いますと、「実現できる可能性の高さ」になります。
仮定法が後ろに続く”I wish”の文章は、実現困難な願望を表します。
そのため、「行くことができればなぁ(実際には行けない)」というようなニュアンスになります。
一方で”hope”の文章は後ろに直接法が続き、可能性があると信じている願望を表します。
そのため、行ける可能性は十分あるので「行ければいいと思ってます」というような訳になります。
4.発展:これからのことに対する願望
まずは、例文を見てみましょう!
(金曜日までには仕事を終えていただきたいのですが)
“S wish + S’ + would do…”を用いていますね。
つまりwill do が仮定法過去のwould doになっているだけなのですが、これが入試ででると皆さんできないんです。
僕は4年間文法問題を高校生に解かせるときに、NextStageやVintageなどを主に扱ってきましたが、この問題を初見で解ける人は今までいませんでした。
載っていない文法書もあるので、僕自身習った記憶があまりないですが学校でやってないのですかね。
入試にはよく出るので覚えておきたい部分です。
5.最後に
今日のまとめとして覚えておいてほしいポイントは、
⇒願望と願望の実現を比較
⇒同時なら仮定法過去
⇒ズレているなら仮定法過去完了
よく生徒から聞かれる、”wish”と”hope”の違いも重要ですのでしっかりと覚えてください!
それでは、今日はこの辺で。
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