こんばんは、Tatsuyaです!
今日はリスニングの勉強方法について書いていこうかと思います。
最近は移動中に洋楽を聞くことが多いのですが、空耳だったり違う単語に聞こえたりとやっぱりまだまだだと感じます。
TOEICリスニング満点取っていてもやはり、リスニングはまだまだ鍛え上げなきゃいけません。
今日お話しするのは、
2.正しいリスニングの勉強法
この2つに焦点を絞ります。
これを読むと、
2.実践した瞬間成果が耳に見える(笑)
3.聞こえたふりしなくなる
それではやっていきましょう!
1.TOEICリスニング満点取るまでに実践したこと
1-1.実際に話されてる音(発音)を覚える
1-2.聞こえてきた英文を書き出す
2.まとめ
1.TOEICリスニング満点取るまでに実践したこと
僕が満点取るまでに実践したことは大きく分けて2つです。
2.聞こえた英文を書き出す
この2点だけで満点取れるようになりました!
それでは、詳しく解説していきます。
1-1 聞こえてくる音(発音)を覚える
つい1ヶ月ほど前にYouTubeでICHIROさんという方が、一撃で英語が聞こえるようになる動画を挙げていました。
それを僕は大学1年のときから4年間続けてきました。ICHIROさんの動画こちらからどうぞ。
特に重要なのが「弱母音」と言われるものです。
例をあげるとすれば、”and”や”of”などで、音があまり聞こえてこないものを指します。
今となっては簡単なのですが、やり始めたときは聞き取るのに本当に苦労しました。
ICHIROさんの動画では、タイタニックの有名なシーン
「I’m the king of the world.」が使われていました。
スクリプトを見ればなんてことのない文章ですがこれが難しい!
なぜかというと、今まで習ってきた発音がされていないからです。
よく英語が速いということを耳にしますが、英語は速いのではなく発音が短いんです。
つまりネイティブにゆっくり話して、というとゆっくり話してはくれますが、厳密にいうとはっきり話していることになります。
そうなんです。僕たちが習ってきた英単語の発音は、テキスト内の発音であり実際の英語の発音とは大きく異なります。
中高で使うようなリスニング教材も分かりやすくハキハキ話されているものが多いですが、洋画や洋楽はもちろん、TOEICなどの試験は本場によせられています。
例に挙げた
「I’m the king of the world.」の”of”なんかは
「オブ」なんて発音されていません。
なんてまず発音しているはずがない!
「オ」や「ブ」あるいは、king ofのように前の単語にくっついて別な発音になるかもしれません。
カタカナで表記するなら
「アイム ザ キノザ ワー」
のようになっています。
実際リスニングでどういう発音がされているのか学ぶということが非常に重要だとわかったと思います。
そうはいっても実際の音を学ぶのは、なかなか難しいですよね。
僕は4年間1つの教材で、発音のあれこれを勉強していたら気付いたらリスニング力が上がっていました。
その教材というのが、
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こちらになります。
英語というものの本質を教えてくれるのが関先生の素晴らしい所です。
ぜひ手に取ってみてください。
1-2 聞こえてくる英文を書き出す
次は実際にリスニング教材を用いてどのように勉強していくかについてです。
結論から言えば、解く必要はありません。
TOEICの勉強に本腰を入れて4年になりますが、リスニング教材を解いたことは大学の授業以外でありません。
理由は簡単です。時間の無駄だからです。
今からPart3のスクリプトを日本語で書きます。
問題文は書きますが、選択肢は書きません。
Wこんにちは、7時のジャズコンサートのチケットを一枚ほしいのですが。
M申し訳ありませんが、今夜のチケットはもうありません。今週末の同じ演目なら数席ありますが、そちらの公演はいかがですか。
Wそのころ、私はここにいないのです。友人の誕生日を祝う会の為にバンクーバーにいるだけで明日には飛行機で戻ります。何かほかにすることでおススメはありますか。
Mそうですね、代わりにROUSSEL博物館へ行かれてはいかがでしょう。近いですし、中国の書道に関する素晴らしい展示を行っています。私自身も先週末にそれをみたばかりです。
男性はコンサートについて何と言っていますか
女性は何故バンクーバーにいますか
男性は何をすることをすすめていますか
日本語を見ればできますよね。
このレベルまで一発で落とし込めれば演習する必要はありません。
演習というのは、勉強ではありません。
ですのでこのレベルに落とし込むには演習では落とし込むことはできません。
対策を講じたり、問題形式に慣れるというのが演習の働きです。
ですので、普通のリスニングを何回解いてもリスニング力は定着しません。
実際の勉強は「何が話されていて、自分は何が聞こえなかったのか」これを理解することです。
演習とは自分を表現する場です。
よく生徒にも言いますが、演習は勉強時間に含めるな!と言います。
今までやってきた部分を確認する場所です。
何度やっても自分の実力は変わりません。
効率の良いリスニング勉強法は、初めから「何が話されていて、自分は何が聞こえなかったのか」を理解することです。
解く手間を省くとワンアクション減ります。
今まで、
であったのならば今日から
に切り替えてみてください。劇的に時間が短縮されます。
書き出すことで、聞こえない弱母音が見えてきますし、なにより聞こえているふりが出来ない!というのが一番大きいです。
書き出す際は、Audipoというアプリが速度も変えれるし、特定の部分を選択すればそこだけリピートすることも可能です。
ダウンロードGoogle Playはこちら!
そうはいっても解かないと心配。という人もいるのは確かです。
一番大切なのは、「解くだけで終わらないこと」ということです。
そのあとの復習が勉強なんです。
解けたか解けなかったかなんて正直関係ありません。
たとえばさっき書き出したリスニングのスクリプトがあのまま頭に入ってればいいわけですよ。
これが本当に一番早いリスニングの上達方法です。
僕のリスニングの授業は演習は一切しません。CDとノートだけでやります。
僕の授業のリスニングは聞こえてきたものを書き出してるだけです。
それでもほとんどの生徒は模試のテストは満点です。
高校生でもセンター試験のリスニング満点が普通です。
それは、リスニングの力ではなく紛れもない「英語力」がついてるからです。
なので大切なこととしては、
1.効率の良い学習法は演習しない
⇒しっかり聞こえていればできるから
※ただ、グラフなどの形式に慣れる必要はあり
2.重要なのは聞いた後どうするか
⇒スクリプトを書き出し、聞こえない単語を把握
この2点を抑えましょう!
2.まとめ
リスニング力を上げる方法、発音分野とリスニング分野の2つにわけてお伝えしました。
この2つを同時でやるのが一番いいと思います。
実際の音を学び、実際の音を聞いてみる。このサイクルがあなたの耳を英語耳にします。
発音にもルールがありますので、それを学ぶことも大切です。
明日も早いですので今日はこの辺で。