おはようございます、Tatsuyaです。
みなさんは”because”の正しい使い方を把握していますか?
“because”なんて中学生でも初めのほうで習う英単語だし、絶対間違えるわけない!そう思いますよね?
ですが、中高生はもちろん、大学生や社会人の方でも”because”を間違った使い方をしている人が多いです。
案外英語というものは、簡単な単語ほど奥が深くて、複雑で、意味が多岐にわたることがあります。
多義語と言われるような単語の多くは、中学校で習うはずです。
簡単な単語・よく使われる単語やイディオムほど間違った使われ方をしていることが非常に多いです。
今日は”because”について正しい使い方と少し応用の使い方を説明しようと思います。
以前にまとめで書いているのでそちらも合わせてご覧ください。
学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!イメージは勉強を加速させる!
本記事の概要は
2.”because of”の正しい使い方
3.修飾される”because”
の順に進めていきます。
特に1,2の違いは重要になりますので要✔チェックです
3に関しては割と応用になりますが、表現の幅がかなり広がりますのでぜひとも覚えていただきたいです。
1.接続詞”because”の正しい使い方
単刀直入に言うと、接続詞”because”は文頭で使うことはできません!
添削指導していると”because”を文頭で使う人があまりにも多すぎます。
中学英語の悪い所でもありますが、英単語を教えるだけ教えてどうやって使うの?というところを教えてくれないことがほとんどです。
特に接続詞なんかはどこで使うことができるのかを考えることが重要です。
接続詞は、文頭で使うのか、文中で使うのか、というどこで使えるかを教えないことがほとんどです。
例えば、”but”なんかも文頭では使えません。知っていましたか?(笑)
ここで勘違いしてほしくないのは、書き言葉ではNGだが、話し言葉ではOKということです。
例文比較してみましょう!
⇒I went to the convenience store at midnight.
Because I was very hungry.
⇒A:Why did you go to the convenience store at midnight?
B:Because I was very hungry.
2.”because of”の正しい使い方
僕自身、高校生の時長文の中に”because of”を使ったり、”because”を使ったり何が違うんだとか考えながら読んでいたのを思い出しました。
両方とも理由や原因を表す働きがありますが実際には何が違うのでしょうか。
重要なのは、”of”という前置詞があるということです。
前置詞の働きは、「直後に名詞をとる」ということです。
つまり、
“because of”は前置詞⇒後ろに名詞
これが決定的な違いです!
二つを同じ日本語訳を用いて比較してみましょう!
They went to the beach because of the sun.
3.修飾される”because”
“because”は多くの副詞から修飾されます。
例えば、”simply”, “just”, “only”や”partly”などです。
“just because”や”only because”などのように使われます。
(一度嫌なことがあったからってあきらめなければならないことにはならない)
ポイントとしては、because節は,本来正当化の根拠を示すためのものだが,それをあえて主語に持ってくることで,それがthat節の正当化の根拠として成り立たないということを述べることです。
4.最後に
“because”以外にも間違った使われ方が多いものは沢山あります。
特に、品詞の区別がしっかりされていないと、前置詞なのに後ろSVを作ったり、文頭で使えないのに使ったり、中高生にも多いのですが、大学生や社会人にも多く見られる間違いがたくさんあります。
少しずつですが、こういった形で特化して記事を挙げていきます。
今日はこの辺で。