おはようございます、Tatsuyaです!
きょうは昨日に引き続き、受け身の解説をしていきたいと思います。中学英語の受け身に関しては中学英語の受動態と能動態!話題の中心を変える受動態の基本こちらの記事を参照してください。
今日は高校英語の観点から受け身を解説していきます。具体的には、未来を表す受け身、完了形の受け身、進行形の受け身を発信していきたいと思います。時制を完璧にして受け身をより高度なものにしていきましょう。
これをマスターすると話題の中心を自在に変えることができるようになります。書き方や話し方を変えることで伝わり方も大きく変え、表現に広がりを持たせることができます。
1. 未来を表す受け身
未来形を表す受け身の書き方は2種類あります。
「will + be+ 過去分詞」か「be going to + be +過去分詞」
で表せます。”will”と”be going to”の詳しい違いについては学校では教えない英語の微妙なニュアンスの違い!イメージは勉強を加速させる!こちらからどうぞ!
受け身であっても多少の違いがありますので、訳にしっかりと反映させましょう。
will be + 過去分詞
訳としては、「~されるだろう」という未来の予想を表します。
(来週には、その店は閉まっているだろう。)
POINT 助動詞が使われているので助動詞のルール
・否定文⇒助動詞 + not
・疑問文⇒助動詞 + S
(彼の精神は忘れられないだろう)
例文:When will the new album be released?
(新しいアルバムはいつ発売されるだろうか)
be going to be + 過去分詞
訳としては、「~されることになっている」という未来の確実な予定を表します。
例文:A new shop is going to be built next year.
(新しい店が来年、建設される予定です)
POINT beがあるのでbe動詞のルール
否定文⇒be + not
疑問文⇒Be + S
(今年はお祭りが開催される予定はありません)
例文:It the story going t be made into a movie?
(その話は映画化される予定ですか)
2.進行形の受け身
進行形の受け身は、何かしら動作を受けている最中であるということを表します。
進行形は、現在・過去・未来進行形と3種類あるため、それぞれ受け身表現を持っています。
進行形は”be + doing”の形で表せたので、進行形の未来形は”doing”を”being”にして
⇒”be being +過去分詞”になります。
例文2:The robot was being made at that time.
例文3:The room will be being used at this time tomorrow.
例文1,2は進行形の受け身で「~されているところだ(った)」
例文3は未来進行形の受け身で「~されているところだろう」という訳になります。
3. 完了形の受け身
完了形にも3つの種類がありました。現在・過去・未来完了があります。
ですので、受け身も3種類に分かれます。
“have been + 過去分詞” “had been + 過去分詞” “will have been + 過去分詞”の3つです。
(受賞者が選ばれました)
例文:The TV had been repaired when I came home.
(家に帰った時には、テレビは修理されていた)
例文:The goods will have been sent to you by next week.
(商品は来週までにあなたのところに送られているでしょう)
もちろん助動詞+完了形の受け身もあります!
The job should have been finished yesterday.
(その仕事は昨日終えられるべきだった)
4.最後に
受け身表現を完璧にするには、時制をまず完璧にする必要があります。時制は、英語の文法で一番と言っていいほど大切です。そこがしっかりしてこそ、今日やった受け身や、ほかの文法が生きてきます。ですので、今日の内容が少し難しいな、と感じたら時制をもう一度復習してみてください。
それでは今日はこの辺で。
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