おはようございます、Tatsuyaです。今日は水曜日ですので、By day articleによると、中学部・高校受験についてです。特にこれから夏休み!ということもあり、わくわくする反面、不安や焦りもあるのではないでしょうか。私の持っている受験生たちは、夏の予定表に600時間っと目標を掲げる反面、初めて膨大に時間を使って勉強するため、不安があるそうです。塾である程度の学習管理がされている人はまだしも、塾に通わずに勉強するとなると不安は彼らより大きいものになるはずです。
「私は自分に甘い人間だから」、「中学校最後の夏だし遊びたい」、「宿題だけは終わらせよう」段々と負のスパイラルに入って行ってませんか?(笑)
これだけは言えます。
9月以降を想像してください。受験勉強は試験が早い人でもあと5か月から6か月、3月までの人は7か月続きます。夏休みがあと7回来るんですよ?これは毎年、「やばい受験まで時間がない!!!」と言っている生徒に言う話ですが、たとえ受験一か月前だったとして夏休みがあと1回来る、そう考えたらまだやれないか?と言います。夏休みを通じて目に見える進化を感じた受験生は、夏休み分の期間があったらまだやれるかも!そう思うんですね。残りの日数に焦りを感じたとき、夏休みはよい目安になります。自分は夏休みでこんなにできた!やったんだ!ということを感じられればその先の受験勉強に精神論の面で効果絶大です。ですが、他人と同じような夏休みを過ごしていても「他の人もやってたし」というように、他人とどうしても比べたがります。僕は偏差値があまり好きではないのですが、偏差値とは他人と比べ優劣をつけるものです。塾に通っている生徒であれば、塾内偏差値とは言ってしまえば、
仕組みなんです。また偏差値の話をすると長くなるので別の記事でお話しします。
さて今日は、夏休みに行動すべき3つのことを発信していきたいと思います。もちろん勉強法をご紹介したいのも山々ですが、今日は勉強以外の夏の過ごし方について少し話したいと思います。精神論を語る塾講師は嫌われるのですが、別に僕は精神論で夏を乗り越えてほしいとは思ってませんし、精神論を語っても受験には合格しません。ただ、知ってるだけで勉強へのパフォーマンス能力があがるのは明らかです。なのでまずはこれから紹介する3つを夏の間に行ってほしいと思います。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる
この夏は今までにないくらい過酷で辛い夏になるかもしれません。結果が出ず落ち込む日が続くこともあるでしょう。ただ、今までやってこなかったことを成し遂げてるのであれば、それだけでもう結果が出てるのではないですか?それが強みになると私は思います。いきなり毎日10時間やると決めても、長くて3日が限度でしょう。中身を伴ってなくても、背伸びしなくてもいいんです。あなたにはあなたに合ったやり方とペースがあります。自分にあったことをしないから三日坊主になるんです。できないなら無理しなくていいんですよ。まずは、自分に合ったやり方やペース、目標を見つけることです。(目標の立て方は後述)
強制力の働かない自己規制の下で、自らを律して行動するのは中学生には難しいです。特に多いのが「高校に行けないことはない」という考えが生じ、それが心に甘さを生んでしまう受験生が多いです。高校生であれば、大学受験に失敗したら浪人、もしくは行きたくもない大学に4年間で何百万と使う、そういう風にも考えられるため、自発的に行動することはそんなに難しくないですし、そういった落ちた先の未来が彼らを少なからず動かしているのは事実です。中学生には、そこまでの危機感を持ってもらうのは、なかなか難しいようです。
それに、大学受験とは違い高校受験の進路は、ブレブレの子たちが実は多いです。というのも学校見学や説明会のようなものは夏以降に本格的に始動していくからです。そうはいっても時間進んでいく一方です。中三のこの時期に目標がない人はかなり多くいるように見られます。塾に通う中学生ですらそうなのですから、通っていない子はなおさら多いのではないでしょうか。とはいえ、周りの友達は難関高校目指しててがっつり勉強しているが、自分は行きたい高校すらなくて、勉強も手つかずでなんとなく一日を過ごしてしまう。安心してください大半がそういう人です。今から始めればいいんです。他人と比べるのではなく過去の自分と比べてください。なんとなく一日を過ごしてきた自分と今の自分、明日の自分を比べてください。塾に通っている子は、周りと比べない。通っていない子は、塾に行っている子と比べないようにしましょう。
一日の目標は小さく簡潔に立てる
夏休みは長いですから小さい目標を簡潔に立てて、小さい目標の集合体で夏休みを見るようにしましょう。今日は机に向かう!単語帳を開くという感じで十分です。逆に、「各科目2時間で10時間以上勉強する」みたいに立てると何かの不具合により達成できなくなると明日以降に響きます。目標は大きさではなく、達成することに意味があります。小さなこと積み重ねが明日への一歩を踏み出すのです。(確かバンドリの今井リサの言葉)できることなら前日に立てておきたいですね。朝起きてすぐ始める、あるいは朝型の勉強に切り替える人もいると思います。ですので前日の内に立てておくことが望ましいです。その際にも、他人と比べない!これを大事にしてください。ほかの人が10時間だから、自分も10時間やると目標を立てても達成できません。自分の身にあった目標を立てて、確実に達成するようにしましょう。
ちなみに、僕は超超超飽き性です。飽き性と三日坊主癖を把握しているため、単語帳など買ったら飽きる前に読み終えるようにしてました。3日で飽きるのであれば、3日以内に読み終えてました(覚えてはいません)。それだけでやったぞ!という気分になれたからです。コツコツしたことも苦手でしたが、一気に片づけてしまうこれならできるかと思い、試してみた結果、1ヶ月で2000単語覚えられました。その詳しい方法についても、別の記事で解説します。
大きな目標を立ててそれを達成するために努力するのは僕には無理でした。だから、無理なりにがむしゃらにやった結果です。高校の時は周りの友達にかなり馬鹿にされました。だって一日ほとんどの勉強時間を単語帳にあてていましたから。今もそうですが、それぐらい極端なことしないといけない人間だったんです(笑)また僕の生い立ちについても記事にしたいと思います。
まずは、小さな目標を立てて、それを積み重ねていく。一週間以上もやるともう嫌だって時に振り返ってみたら、一週間も頑張った、それを水にするのはもっと嫌だと思う様になりますよ。たとえ続かなくなったとしても、また一から始めればいいだけです!「自分はダメだ。」と悲観的にならないでください。
高校見学に行ってみよう
すでに志望校が決まっている人も、まだ決まっていない人も高校見学に行きましょう。高校のイメージがよくわからないなら見てくればいいのです。別に志望校でなくとも、友達のお兄ちゃんが行っているとか、友達に誘われたから、親に行けと言われたから、何でもオッケーです!毎年、高校見学に行った生徒の報告を聞きますが、行かなきゃよかったなんて言われたことは一度もないですね。行って何か得るものがあるはずです。首都圏の高校見学日程はstudy高校受験(首都圏版)からどうぞ。場所によっては授業体験や部活動体験をさせてもらえる高校もあります。夏明けの9月、10月から本格始動していく学校見学ですが、夏の間から準備しておきましょう。勉強の息抜き程度の気持ちでリラックスして行きましょう。
志望校がすでに決まっている人も、モチベーションアップのためであったり、勉強の息抜きに学校を訪れる人は多いです。僕も高3の夏にオープンキャンパスに行ってました。(オープンキャンパスは2年までで、3年はがっつり勉強するのが普通)完全に息抜きとモチベーションアップのためです。
高校見学に行ったらココを見よ!
進学実績や部活動実績なんかはパンフレットやネットに載っています。現場に行って見る場所はそこではなく、行かないと見れないところを見てきてください。それは、「どんな先生がいるか(熱意を持っているか)」と「生徒はどんな様子か(何に取り組んでいるか)」です。その学校で青春の3年を過ごすのです。自分に本当にあった環境かどうかを確認してきましょう。先生は挨拶してくれるか、生徒は活き活きとしているか、清潔感が保たれている校舎かなど、その目で学校に出向き確かめてきましょう。
- 予約について⇒ほとんどの場合不要ですが、授業体験だと必要になることが多いです。
- 服装⇒中学校の制服で行くのが最適です。多くの親御さんはスーツで参加されることが多いようです。
- 交通手段⇒電車やバスなどの交通機関が好ましいです。その際の路線検索は親御さんは何もしないようにしましょう。
最後に
これから受験生のみなさんは、暑くて熱い夏を過ごします。それは、学生の今しか味わうことのできないものです。限られた時間の中で何かに全力で打ち込むことは今しかできません。受験勉強を楽しめ!とまでは言いませんが、大人になった時この夏は一つのいい思い出になるはずです。きつくても頑張った、最後まで投げ出さなかった、そんな夏にするために自分としっかりと向き合う様にしてください。
今回はこの辺で。