おはようございます、Tatsuyaです。
今日は
🔥塾講師・事務の繁忙期🔥
について話していきたいと思います。
「塾でバイトをしようかな?」
と考えている人でも、一体どれぐらいの時期が忙しいのか見当もつかない人もいると思います。
普通のバイトと違って忙しい時期が多いのが塾業界です。
その月々によって忙しさが変わってきます。
それを今日は話していきたいと思います。
それではやっていきましょう!
1.塾で働くならいつから?
塾で働きたいのであれば2,3月から始めるのがベストです。
あくまでこれは大学二年生以上に絞った話になりますが、理由としては3点あります。
1つ目は
『大学1年生が入学する前に始められるから』
です。
他のバイトもそうですが、募集が殺到するのが4月5月ですよね。
その時期に一緒になって入っても、他のバイトよりメリットがないのが塾講師です。
塾講師は、講師としてのスキルと経験がものをいう仕事です。
大学2年生以上であれば、この時期に入っておくと4月5月に入る人たちと差を生み出すことができます。
また、早くから授業を持たせてもらうことができますよね。
塾講師としてバイトを始めても最初の数か月は、よほど人手不足でないと授業は任せてもらえません。
しかし、講師陣の入れ替え時期でもあるこのあたりで入っておくことで、うまいこと欠ける部分を補填出来てすぐに授業を任せてもらえることが非常に多いです。
2点目は
『受験シーズンを目の当たりにできる』
ということです。
2,3月というのは受験期で非常に忙しい時期ですが、その忙しい時期を半分他人事のように横で見ることができます。
ですので今後自分が持った時どのような感じになるのかイメージすることができるのです。
それが4月以降であると来年まで待たないといけないので体験することができません。
この経験はかなりのメリットになるはずです。
授業を直接的に任されない分、受験生との接し方などを全力で学ぶことができます。
この点は講師であれ、事務であれ非常に重要な点ですね。
3つ目は
『春期講習を体験できる』
ということです。
2,3月に入っておくと講習に関わることができます。
もしかしたらこの講習から講師デビューをするという人もいるかもしれません。
基本的に春から入ってくる新人さんの講師デビューは夏期講習だと考えたほうがいいです。
理由は簡単でその時にはすでに授業は動き出しているからです。塾というのは学校より先に学習を進めているものですから、そのために2,3月から新学年というところが多いです。
ということは4月に新人として入ってきても既に授業は動き出しているので、授業を任せてもらえることは少ないということになります。
講習を体験することでどういう形式で授業が進むのか目の当たりにすることができ、夏期講習からはスムーズに動き出すことが可能になります。
事務の仕事も同じで、講習中にどのような対応が求められるのか見ることができます。
2.塾業界の基本的な年間スケジュール
塾業界は基本的に毎週、毎月、毎年、同じようなルーティーンがあります。
会社として大きな変化がない限り、毎年同じことをしているという訳です。
ですので忙しい時期、忙しくない時期(あまりない)は決まっています。
特に忙しい時期は受験シーズン(1,2,3月)と講習期間(3月末,8月,12月末)で鬼のように忙しいです。
年間を通してみてみましょう。
〇塾業界の1月の様子
1月は冬期講習後半戦とセンター試験があります。
ですので中旬ぐらいまでは休みなく働き続けていると考えたほうがいいかもしれません。
今年の僕を見てみると1月2日から授業が始まって15日までぶっ通し。というような感じです(笑)
まぁ全然休もうと思えば休めますけど、一つだけ頭に置いといて欲しいのは
『受験生に休みはない』
ということです。
月の後半は、2月頭に控えている中学受験の入試直前対策に追われます。
小学生たちの受験は中学生より1ヶ月早いため、年明け早々から本当にずっと忙しいです。
〇塾業界の2月の様子
2月は頭から小学部の中学受験がスタートします。(東京都)
しかも中学受験は1日ではなく、長い人だと4日間続いたりしますので気が抜けません!
また2月は学年替わりの時期でもあります。
非受験学年は進級して、次の学年に進む時期でもありますので、来塾する人も増え始める時期です。
これは塾によると思いますが、うちは小学部は2月、中学部は3月からです。
また都立は2月末に高校入試がありますのでそう考えると2月は超受験シーズンということになります。
もちろん、大学受験の2次、私立一般受験もありますよね。
〇塾業界の3月の様子
3月は合格発表に追われて、その対応が忙しいです。
また先ほども言ったように学年の切り替わりでもありますので、受験学年を対応しながら新しい学年を持つので大変です。
月末には春期講習も始まり、THE春!!というような感じになってきます。
〇塾業界の4月の様子
月初めはまだ春期講習中ですので講習が忙しいですが、終わったと思ったら新学期!!
4月は新学期でもありますので、講師・生徒ともに塾内が新しくなる次期です。
先輩講師は、新人講師の研修であったり、模擬授業を見たりする時期です。
僕の中では4月が一番忙しいまであります(笑)
〇塾業界の5月の様子
5月は比較的落ち着いた月になります。
新人研修等も落ち着き、新しく入ってきた塾生の方たちも慣れてくる時期です。
ゴールデンウィークもありますので1年で一番忙しくない時期ですね。
〇塾業界の6月の様子
6月は試験に追われる時期になります。
ですのでテスト対策や、補講など、授業外の部分が忙しくなる時期です。
授業外の部分は塾によってかなり違うと思いますが、これはやってみないとわからない部分になります。
僕の場合は、テスト対策プリントを作ったり、テスト対策授業のカリキュラム作成をしたり、色々やらなければいけないことがありますので非常に忙しいです。
割と大手の学習塾は、テスト対策をどのようにしているのかは塾ごとではなく、教室ごとに違います。
ですからどのようなスタイルでテスト対策をするのかによって忙しさは変わってくると思います。
塾がではなく、僕が授業形式にしてますからカリキュラム作成や問題作成など自分で行います。
そこまでするとかなり忙しい時期にはなりますね。
〇塾業界の7月の様子
7月は期末試験があるところでは、先ほど同様のことを行っています。
また月末には夏期講習も控えていますので来客も非常に多くなるのがこの時期です。
夏期講習は貧血で倒れる人も出るほど忙しい時もあります(笑)
お昼なんて食べれないと考えたほうがいいかもしれません。
〇塾業界の8月の様子(夏期講習)
8月は夏期講習一色ですね。
ずーーーーーーーーーっと夏期講習してます。
これも教室によって時間割が違うのでどういうスタイルかは塾長によって決められるとは思います。
僕の教室は朝1(9時前)からの時もあればお昼からの時もありました。
一番きついのが9時から授業で終業が22時。
13時間授業しっぱなし…。
これを先発完投って言ってます(笑)
これはさすがに嫌だ(笑)
塾といえば夏!っていうイメージの人はあながち間違っていません。
受験シーズンより夏のほうが忙しいです。
〇塾業界の9月から11月の様子
塾業界は9月から11月は比較的に落ち着いていますが、講習明けから入塾する生徒もいますので対応したり、受験生を持つと彼らに拍車がかかっていますので波に乗せてあげる必要があります。
ですので補講をやったり、過去問を解いたりと、やらなければいけないことは盛りだくさんです。
期末試験ももちろんありますので忙しいといえば忙しいですが、年間を通してこの時期は落ち着いているといえます。
〇塾業界の12月の様子
12月は師走というだけあって鬼忙しいです。
ちなみに僕の12月の休みは、30日、31日の2日間でした( ゚Д゚)
えっと・・・・うん。
ここら辺はブラックですね( ;∀;)
といっても好きで働いているので楽しいですけどね!
塾講師に向いてる人とは!という記事を書いていますのでそちらも合わせて読んでみてください。
🔽塾講師はブラック?! バイトで塾講師をするなら覚えておきたいこと
3. 塾で働くなら覚悟が必要
我々塾講師は、生徒の人生を左右します。
間接的にではありません、直接的にです。
あなたの言った一言が生徒を救う、それが塾講師です。
学校の先生は受験に合格させることが仕事ではありません。
ですが、僕ら塾講師の仕事は『受験に合格させること』です。
どんな手をつかっても合格させなければいけません。それが我々の仕事ですし、目的です。
その合格が生徒さんの人生を左右するから、我々も人生をかける必要があるのです。
それぐらいの覚悟で働いてほしいです。
他のバイトとは大きく違います。
遅刻、体調不良等が直接顧客に影響を与えるバイトが他にありますか?
それだけやりがいもあるということです。
塾で働くのであればそれなりの覚悟が必要と言うことです。
それでは今日はこの辺で。