こんばんは、Tatsuyaです。今日は火曜日ということでBy day articleに沿うと、「小学部・中学受験情報」についてですもう七月も半ばだというのにまだまだ梅雨が明けない様子ですね・・・。ちなみに梅雨は英語で”rainy season”です。
そんなまだまだジメジメした日が続く今日この頃ですが、来週あたりから✨夏休み✨に入る人も多いのではないでしょうか?
高校生であれば、期末明けの時期で私立なんかではひょっとしたら既に入っているかもしれませんね。大学生はこれから期末!ということでレポートや試験勉強に追われてる人も多いのではないでしょうか?
夏休みといえば、「海(sea)」、「祭り(summer festival)」、「夏休み課題(summer assignments)」などなどイベントがてんこ盛りですよね?ただ親御さんからしたら、自分は仕事だからお昼ご飯を作り置きしなきゃいけなかったり、「夏休みなんだからどこか連れていけ!」などのように毎日子供に怒られたりと大変ですよね。
中でも大変なのが自由研究だと思います。テレビやネットでは、自由研究のイベントがちらほら出てくるようになりました。子供たちはそういうイベント行事が大好きですから、あっちこっち行きたがります。僕も毎年塾で、生徒の自由研究を山のように見せてもらいます(笑)中にはかなり手が込んでいるものや、お家の人大変だったなぁと思うものなんかもあったりします。
さて今日はそんな自由研究の中でも特に、
を紹介していこうと思います。準備物も特に用意しない、社会系であったり、調べ物、考察・観察系に焦点を当ててご紹介していきます。
1:小1から小4向け自由研究
自由研究の超定番!観察日記を作ろう!
【日数:1週間以上 難易度:低】
植物、昆虫や動物を観察する超定番な自由研究ですね。難しいことは何もない、ただひたすら観察して、その様子をメモしまとめる。それだけでいいのです。子どもに何かを育てさせるという貴重な経験ができますし、学校のない夏休みだからこそこのようなルーティンを作ってあげることは非常によいことではないでしょうか。
●植物の場合
毎日決まった時間に、葉の様子や咲いた花の数、種や実ができていく様子などを記録します。その際に、天候や気温なども記録するとよいです。写真を使うとより完成度の高い観察日記になりますが、そこまでしなくとも子供に絵を描かせるというだけでも十分です。むしろ絵を描いたほうが子供らしさが伺えていいかもしれませんね。ただ注意しなければいけないのが、植物が育つにはそれなりに時間がかかるため動物や昆虫の飼育とは違い、途中からやり直して観察はできません。気づいたら夏休み終わっちゃう!なんてことにならないように注意が必要です。←アニメやマンガでよくあるやつですね(笑)
僕が小学生の時、学校で育てていた花が枯れているのを見て大泣きしていた同級生をふと思い出しました(笑)子どもは何も考えていないようで大人よりも遥かに感性が豊かです。悲しい思いをさせないためにも、しっかりと育ててあげることの大切さと大変さを教える必要があります。
植物を育てるコツに関しては、こちらの記事を参照してください。非常に完結にまとめてあります。
実は、僕の母も植物を育てることが好きでして、それなりの知識もあるんですよね。サマーウォーズやとなりのトトロのような自然豊かな田舎が大好きでして、今年の夏もそういう田舎を調べて旅しようかなと思っています。
●昆虫や動物の場合
毎日どんな様子か、どんな餌をあげたか、どんな餌を好んで食べたか、どんな世話をしたかなど細かく記録するようにします。植物もそうですが、昆虫や動物は生き物です。しっかりと世話をしないと弱ってしまいますし、最悪の場合死んでしまいます。子どもが祭りで取った金魚をすぐに死なせてしまった話や、飼っていたカブトムシやクワガタムシなどの昆虫を死なせてしまった話は毎年聞きます。植物と同様に、しっかりと育ててあげることの大切さと大変さを教える必要があります。
自分は小学生のとき、夜遅くにクワガタやカブトムシを取りに行きましたね。一匹もいなくて帰り道しょげてたのを今でも覚えています(笑)すると、次の日祖母の家の玄関にクワガタムシが居るのを見つけて大はしゃぎしてました。 おすすめの虫については子どもと飼うと楽しい虫5選を参照ください。
身のまわりの草花でおし花を作ろう!
【日数:数日 難易度:低】
作り方は超シンプル!自由研究史上最大にシンプルで絶対に失敗しない自由研究です!
- 身のまわりにある草花を集めます。
- 花びらや葉っぱが重ならないようにして、新聞紙や電話帳などに挟みます。何か挟めるものであれば大丈夫です。
- 重いもので、おもしをして数日間放置します。
- できた押し花を紙に挟ませラミネート加工すれば、しおりにもできます。
最近では、スマホケースに入れたり、栞にしたりしている人もいるようで子どもが作ったおし花を持ち歩くなんていうのもいいのではないでしょうか。おし花に向いている草花についての記事はコチラです。私もよくこの方のブログは拝見しています。
家の周りの地図を地図記号を使って作ってみよう
【日数:1日 難易度:中】
小学校低学年のお子さんには、☆オリジナルの地図記号☆を作って、それを使った地図を作らせてみましょう。高学年のお子さんには、学校で習った実際に使われている地図記号を使って地図を作らせてみましょう。その場所が何をする場所なのか、その地図を見て分かるように補足説明を書かせるたりするといいです。自分の家の周りに何があるのか子供の探求心を強めるためにも非常にいいと思います。また、自分の家の周りには何をする場所があるのかを知ることで、子供たちの世界を広げてあげることができます。僕の場合、電波塔をずっと東京タワーだと思って育ちましたから(笑)自分の周りを注意深く観察することで今まで知らなかった新しいことを発見するチャンスになるはずです。この点に関しては大人にも言えることですね。
- 道を書いて、その道沿いに何があるか地図記号で書きます
- 書いた場所ではどんなことを行っているのか書きます
- 自分が作った地図記号は、大きな表を作ったりして色塗りなんかしてもいいですね
お子さん一人で調べに行かせる際には、十分に安全に考慮させてください。また、調べに夢中になって帰ってこないなんていうことがあるかもしれませんのでしっかりとどこまで調べに行って何時に帰るということを知らせるようにするといいかもしれません。
なくてはならい公共事業について調べよう!
【日数:1日 難易度:中】
毎日家から出ているゴミについて、毎日使っている電気や水についてを調べさせてみましょう。ECOの精神をはぐくむためにも、ゴミの分別であったり、ゴミの種類、リサイクル法などについて学ぶよい機会になりますし、節電、節水を考えさせる機会にもなります。調べたことをまとめる際には絵を用いたり、写真を貼ったりするとよりわかりやすいですね。また自分の考えや調べてみた感想、これからの自分の行動などを書かせてみてもいいかもしれません。インターネットや地域広報などで簡単に情報は見つかりますので、そこに書かれている情報をまとめればよいだけなので、だからこそ自分の考えや今後の暮らし方について考えさせてみるとより研究ぽくなるのではないでしょうか。
こんな行事知ってる?古くから伝わる年中行事を調べてみよう!【日数:1日 難易度:中】
昔から伝わる年中行事や伝統行事を調べてまとめてみましょう。自分の周りについて調べる場合h、行事の写真などを見せてあげたり、年配の人の話を伺いに行かせたりするとよいです。住んでいる都道府県だけでなく、他の県にも足を踏み入れて調べるといいですね。何を使っている行事なのか、食べ物はどんなものを食べるのか、何かを崇めているのかなど、深堀していくときりがないくらい調べることができるはずです。
そういった幅広く調べられるものに関してのコツは、最初に広く浅く調べるか、狭く深く調べるかを決めることです。そうすることでどの程度調べる必要があるのか、どこまでまとめればいいのか目標ができます。またただやみくもに調べるのではなく、大きなテーマ(今は年中行事)のなかで、小さなテーマを決めましょう。例えば「食べ物」とか「神様」とかです。
調べ方次第で、低学年から高学年まで幅広く研究することができるはずです。
小5から小6向け自由研究
雲の種類を調べてみよう!【日数:数日 難易度:高】
雲にはいろいろな種類があります。入道雲(積乱雲)、すじ雲、わた雲のように夏に多く見られる雲があり、それらを観察をまとめましょう。子どもの自由研究なのに案外楽しくて、大人が夢中で調べちゃったりもするかもしれません。まずは情報収集できるものを手元に用意して見えている雲が何なのか把握できるようにしましょう。
- 雲の種類が載っている本を借りてきたり、スマホやタブレット端末を用意してネットがつながる環境を用意して観察しましょう。
- 雲を見つけたら、写真をとったり絵にかいたりして後に残るようにしましょう。
- 形などから種類を見分けて記録しましょう。
- そのあとの天気の変わり方についても調べましょう。
観察した日付や時刻、気温なども記録しておきましょう。観察してみた気付きや、発見、自分なりの考察などを書くようにするとさらによいですね。観察された雲によっては、その後に雨になったり、雷になったりするかもしれません。観察する際は天気予報の確認もお忘れなく。
庭に来る鳥を観察して、調べてみよう!
【日数:1週間 難易度:高】
家の庭に野鳥が来ることはありませんか?そんな野鳥も自由研究の対象にすることができます。スズメやホトトギスだけでなく、他にも住宅地の周りには様々な鳥が生息しています。自分の家の周りにやってくる鳥を観察して、調べてみましょう。庭には鳥が来ないという人も、近くの公園などに行けば必ずいるはずです。
まずは、双眼鏡などで観察して図鑑やインターネットで調べてみましょう。双眼鏡を使う際は、太陽を絶対に見させないように注意してください。
鳴き声を録音したり、餌を食べている様子を見ることができたら何を食べていたか記録しましょう。どこでどんな鳥を見つけたか地図を書いてみるのもよいです。観察ではわからなかったことも、図鑑や、インターネットを通じてまとめるようにしましょう。どんなものを食べるのか、どんな住処なのか、生態など分かったことをまとめましょう。
ドラえもんの世界?!未来の町を計画しよう!
【日数:数日 難易度:高】
自分の住む町の何十年後かの未来を考えて地図を作製してみましょう。未来を題材にしたアニメやマンガ、映画なんかを参考に自分の町を考えみるのもいいかもしれません。また、ただ考えるだけではなく、現在との違いや、現在に無いものの場合はどのような機能を果たすところなのか、設定もしっかり考えさせるようにしましょう。現実とのギャップを考えさせて、どうしたらよりよい町になるかを考えさせるのもよいかもしれません。
夢はBIGに!海外旅行のプランを立てよう
【日数:数日 難易度:高】
海外に行くとすればどこに行きたいか考えさせてみましょう。行きたい国を決めて、その国で何をするのか、どういう国なのか、本当に海外旅行をする気持ちで考えさせてみましょう。また、実際に親御さんが行った国についてのお話をしてあげたり、旅行代理店のパンフレットをもとにプランを立てたりするのもよいですね。
例としては、「どのようにしてその国に行くのか」「その国で話されてる言語や使われているお金は何か」「世界遺産や観光名所はあるか」「どんな食べ物を食べるか」など立てよう、調べようと思ったらいくらでもできます。お子さんと一緒になって旅行するつもりでプランを立ててあげるのもいいのではないでしょうか。
まとめる際には、その国の情報と旅程は別々でまとめたほうが見やすくなります。図や写真などを使って訪れる場所や食べる予定の食べ物などを書くとより見やすくなります。細かく旅程を立てるのであれば、「服装は何が好ましいか」「何泊するのか、その際飛行機でどれくらい過ごすのか」「日本との時差はどれくらいか」など本格的なものにすることも可能です。
身の回りのMade in ~を調べてみよう!
【日数:1日 難易度:高】
衣類や家電、食べ物など生活のいたるところに「made in~」「~産」があります。それらを調べてまとめさせてみましょう。どのような国が多かったか、衣類や家電などの種類別でまとめさせましょう。
インターネット等で種類別の輸入国ランキングを知らべて実際に自分の周りのものと比較してまとめます。
日本の食料自給率についてや、国内総生産についてなどを次世代の子どもたちに考えてほしいことでもありますので、しっかりと自分の考えを持たせて、まとめさせるようにしてください。
最後に
自由研究とは、子どもたちが長い休みの中で何かしらの発見と次への行動への変化を見つけられる宿題だと思います。私自身小学5年の自由研究で太陽系について20ページにわたる小学生にとってみれば超長編の自由研究をして以来星や宇宙が好きで、スマホの背景やロック画面、PCの背景などすべて宇宙です。それぐらい自由研究とは、子どもの可能性を見出し、次へとつなげる大きなものとなるはずです。まずは、お子さんに何をしたいか聞いてみるところから始めてみてください。
長くなりましたが、今回はこの辺で。