おはようございます、Tatsuyaです!
今日は高校生や大学生でも間違えて使っていることが多い、
🔥逆接の接続詞”but”と”although(though)”🔥
についてご紹介!
以前にも説明しているのですが、特化型の記事にします。
特に中学生に多いのですが、同じような意味を持っていると使い方も同じだと思ってしまう傾向にあります。
僕が持っている都立上位校を狙う生徒であっても、品詞をしっかり押さえている人は少なく、”but”と”however”の違いがわからない人も少なくありません。
今回は”however”は触れないので簡単に言いますと、”however”は副詞ですのでどこにおいても基本的にはオッケーです。
文頭、文中、文末、どこでもいけます!
そもそも品詞から違ったのですね。
それでは本題に入っていきましょう!
逆接の接続詞の違いについて解説していきます。
これを読むと
2.英語らしい英語が書けるようになる
3.学校では教えてくれないイメージを学べる
1.接続詞“but”の正しい使い方
1-1“but”は文頭では使えない!
1-2“but”が及ぼす影響力
2.接続詞“although(though)”の正しい使い方
2-1“although”と“though”の違い
2-2 影響力は後文のみ
3. 最後に
1.接続詞”but”の正しい使い方
1-1 ”but”は文頭では使えない!
多くの人が完全に勘違いしているのが、”but”を文頭に持ってきてしまっていることです。
“but”は文頭では使えません!!
言ってしまえば、”But”となり大文字であるのがおかしいと思ってください。
ただし!会話では使うことが可能ですので、会話文読解などで文字として書き起こされるのをみて使えると勘違いしている人が多いです。
どうして使えないのかは次で解説します。
1-2 ”but”が及ぼす影響力
接続詞には、読んで字のごとく語と語、句と句、節と節をくっつける、接続の働きがあります。
この”but”の与える接続の影響は、接続詞を挟んで前文と後文の両方に与えます。
ですのでもし文頭で使ってしまうと、前文がないのでおかしくなってしまいます。
そのため”but”を文頭で用いることはできないのです。
2.接続詞”although”の正しい使い方
中学生ぐらいだと、習っても使わないという人が多いのが気がします。
ただ、訳す際に間違えてしまっている人が非常に多いです。
使えると非常に便利ですので、しっかりと覚えましょう。
2-1 ”although”と”though”の違い
日本語訳は「~だけれども」「~にも関わらず」という訳で同じなのですが、使う場面が少々異なります。
✔ ”though”は話し言葉/口語的
もう一つあまり見かけませんが、”though”には副詞の用法もあるため、文末で使うことも可能です。
ただ中学生でも見たことありませんし、高校でもありませんでした(笑)
B: Yeah. It’s a bit cold, though.
A: 晴れてるね。
B: うん。ちょっと寒いけどね。
2-2 ”although”と”though”の影響力は後文のみ!
接続詞”although(though)”の与える接続の影響力は、後文のみです。
つまり、文頭、文中で使うことが可能です。
ここで注意が必要なのが訳す際です。
後文にのみ影響力を与えるので、前文訳がかからないようにしなければいけません。
なんとなくで意味を取っていると間違えます。
彼は一生懸命勉強したが、合格しなかった。
オープニングセレモニーはとても成功しました。その日は雨だったけれども。
×⇒オープニングセレモニーはとても成功したけれども、その日は雨だった
影響力は後文のみです!
間違えて前文につけないようにしましょう!
3.作文の配点は高いからミスをなくせ!
英作文は各都道府県によって配点が異なりますが、都立入試では12点とかなり高いです。
また大学入試では共通テストやTOEICではWritingのテストはありませんが、英検をはじめとする多くの民間試験ではWritingのテストがありますので、これからの世代はしっかりと英語が書けるようになる必要があります。
よくネイティブもしっかりとしたスペリングを知らないとか言われているので重要ではないと感じてしまうかもしれませんが、それは事実ではあるもののだからといって書けなくていい理由にはなりませんのでしっかり勉強しましょう!
それでは今日はこの辺で。