お久しぶりです。Tatsuyaです。
大学を卒業して、はや2年。本業の塾業が忙しくなかなか更新できていませんでしたが共通テスト1週間前ということもあり、更新しようと思います。
私事ではありますが、体調を崩しておりまして、2ヶ月ほど前から休職しています。
その件につきましては、また後日お話ししようかなと思いますので、さっそく本題に入りましょう!
今日は
【共通テスト1週間前】
をテーマに話していきたいと思います。
年が明けもう1週間が経ち、各々学校も冬休みが明け登校が始まっている頃かと思います。
小学6年生で入試を考えている人は1月入試が、中学3年生も私立入試が、高校3年生は共通テストが間近に迫っている状態です。
学年は違えど、学力を試す場であるということには変わりないですよね。
受験まであと1週間!という今、教師という立場から受験生みんなにお伝えしたいことを今日は記事にしていきます。
1.共通テスト1週間前は、周りに飲まれるな。
1週間前は、クラスの雰囲気、学年の雰囲気、塾の雰囲気、どれをとっても落ち着きがなく感じるものです。
指定校で決めてきて遊びほうけている友達、焦りを感じさせない優等生、共通テストは試験慣れと使うつもりのない私立志願者、様々な人がこれを読んでいるみなさんの周りにいると思います。
受験は個人戦と分かってはいても、どうしても気になってしまい不安が募る一方だと思います。
他人に目が行って残りの1週間で最高の準備ができない。なんとしても避けたいところです。
特に、女子生徒はラスト一週間前に泣きじゃくる子は毎年います。
「もっと頑張ってれば」
「もっとまじめに授業受けてれば・・・」
そんな感情を引き出してしまうのは、周りと自分を比べてしまうからです。
あなたは100%やり切りました。
もちろん、自分より優れている子は周りにたくさんいるはずです。ただそんなことを比べたって、劣等感に打ちひしがれたって泣いても笑ってもあと1週間です。
それになにより受験はまだ終わっていない!試験すら受けていない!
泣くのはまだ早いですよ。1週間あります。
優秀な周りの子と比較するぐらいであれば、過去の模試を引っ張り出してきて過去の自分で比較してあげてください。
このときに比べてこれができるようになった!と自信がわいてくるはずですよ。
2.共通テスト1週間前は、いつも通りに過ごす。
1週間前だからといって、何か特別なことをしなければ!と思う必要はありません。
いつも通り勉強すればいいんです。
特に慣れないことをして朝3時とかに起きて勉強したり、夜遅くまで勉強したりして寝不足で体調が悪くなったら大変です。
慣れないことというのはそれだけ、体をこわばらせてしまいます。
逆に不安を募らせてしまう原因になりますので、なるべくいつも通りに過ごしましょう!
1週間前だからこそ友達とお話しして思いの丈をはき出してみるというのもいいかもしれませんね。
塾や予備校に通っているのであれば、授業終わりにでも先生を捕まえて、ちょっと話を聞いてもらうだけでも気持ちは楽になるかと思います。
不安になったり、緊張したりというのは非常にプラスに働くことがありますからね。行きすぎてしまうとマイナスですが、精神的な負荷は時として自分を支えてくれます。
一番伝えたいことは、緊張や不安を拒絶するのではなくそれすらも味方につけろ!ということです。
昔からよく言われている言葉ですが
『不安を感じるほど、緊張するほど志望校に近づく存在になれている』
ということではないですか?
例えば、今私が東大を受験するとなっても全く緊張しません。理由は結果なんて分かっているからですね笑
ただ、合格する可能性があるからこそ緊張や不安が生まれるんです。
それだけ成長しているということです。
3. この1週間が今後の人生を決める。
見出しには今後の人生を決めるなんて書きましたが、大学の合否が人生を分けるという訳ではありません。
大学受験は、何度でも受験できる入学試験です。
こけたからって、落ちたからって死ぬわけではありません。
私が伝えたいのは
『この1週間を頑張れる人間かどうか』
ということです。
かつて、東進の林修先生が
『1ヶ月頑張れるかどうかが人生を決める』
と仰っていました。
ただ私も長い講師人生の中で、あるいは自分が勉強していた学校生活の中で1ヶ月どころか3日頑張れない人もたくさん見てきました。
1ヶ月なんてとてもじゃないけど頑張れない。そういう人もいます。
受験で失敗する人の多くは、そういう人です。
そういう人は土台がないんです。継続するという土台が。
残りの1週間頑張れるかどうか、この1週間が受験の合否を分けるなんてことは一概にあるとはいえません。
しかし、この1週間があなたの人生を決めるとはいえます。
1週間頑張れる人ですか?それとも1週間も頑張れない人ですか?
どちらの自分で高校を卒業して次へのステップを歩みたいですか?
4.最後に
共通テストは大学入試においては前哨戦です。
いい結果なのであれば、次へのアドバンテージにもなりますし自信も付きます。
しかし、悪い結果なのであれば志望校変更であったり、自信の喪失につながるかもしれません。
3年あるいは、6年以上を費やしてきたことがたった2日で決まってしまうんですから、自信もなくしてしまいます。
私自身、センター試験の結果が芳しくなく志望校変更をせざるを得ませんでした。
だからこそ、ベストコンディションで100%の力を受験生には出してきてほしいと思います。
今までやってきた自分を信じて、学校の先生、塾・予備校の先生を信じて頑張ってきてください。
今日はこの辺で。